本が教えてくれたこと

僕が本を読んで刺さった事を書きます。もし自分に合わないと思った本があったとしてもどこか刺さる部分が絶対あるってことを伝えれたらなと思います

僕のバイブル~聖の青春~

 こんにちは。

 

僕が今日紹介したい本は

「聖の青春」という作者大崎善生の作品になります。

 

僕が本を読むきっかけになった本でもあります。

 

ざっと説明しますと

村山聖将棋棋士九段)の生涯を描いたノンフィクション作品であります。

聖は5歳に腎臓の難病「ネフローゼ症候群」にかかってしまい、その難病と一生付き合っていくことになります。

そんな運命を背負うことになってしまった彼の手元に置かれたのが将棋だったのです。

村上聖の生涯を将棋をとして書かれるエピソードは何不自由もなく生きている

私たちが読むべき本だと思います。

もちろん僕自身もその一人でこの本を紹介されて感銘を受けた一人でもあります。 

聖の青春 (講談社文庫)

聖の青春 (講談社文庫)

 

 

 では、なぜ僕はこの本をきっかけに①本を読む様になったのか、また②この本の何に感銘を受けたのか。その二つを今日は書いていこうと思います。

 

①私がこの本を通して何故本を読む様になったのか。

 

僕はこの本を知人(ファッション関係の仕事をしていてどのカルチャーにも精通していて勧められるやつにハズレが無い僕にとっての師匠みたいな存在)に紹介してもらいました。

その知人は

「沢山の小説や映画を読んで観てきたが、ここまで熱量のある作品はないよ、尚更ノンフィクションだから聖棋士の人生の熱量が感じられるよ」

と私は紹介されたんで読んでみようと思いました。

"僕たちの会話で熱量と言う言葉はとても大切な共通言語です"

ただ僕は当時本を読むという習慣が皆無だったので

読むのに苦労しそうだなと正直最初は思っていました。

しかし、読み始めたら全くそんな事もなくスラスラと読み切りました。

スラスラとは語弊でしたね、貪り読みました。

読書初心者にここまで食いつかせる本は無いと思います。それほど村上聖の生き様が熱量しかないんですよ。(なんとも形容し難いのと、この人の生き方に僕なんかが言葉にしてはいけないと思ってしまいます。)

僕がこの本を読み終わってまず思ったことが、何故僕はこんな素晴らしい作品を読んだことがなかったのかと、そして他にも沢山魂を震わせる小説があるんじゃないかと思いました。

その時に、今までに本を読んでこなかったことに後悔したと同時に、今後の生活に希望を持つことが出来ました。

だって、まだまだ世の中には僕が読んだことがない物語を読めるんだ!と思ったんです。

それからは色んな読書家に本を紹介してもらい一冊一冊読み、今では読書が生活の一部です。僕の目を覚まして、視野を広げてくれたのがこの本がキッカケなんです。

 

②では、僕がこの本の何に感銘を受けたのか。

生き様ですね。

幼少期から病気にかかってしまい、それから死と隣り合わせの生活を強いられながらも、運命に逆らう様。

また、人生を謳歌するごとき自由気ままな生活スタイル。

真摯に生きる彼はみんなに愛されるキャラでもあった。

そして将棋に魂を売る姿勢。

彼の生涯に触れると度に自分はこのままでいいのか?

ただ惰性に生きてていいのか?

と問いただされる。

 彼の生き様は僕の人生のバイブルであります。

一回読んでください、魂震える作品だと思います。

 

今回初めて本の紹介を稚拙ながらもしてみました。

今後このような感じで紹介していきたいと思います。

よろしくで~す。